2025.09.26

今話題のSFTSって??

こんにちにゃん!

朝夜は寒くて、お昼は暑い…体調崩しやすくなるにゃんね…

体調が気になる今日この頃、よくニュースで聞くようになったSFTSについてお知らせ!

冬になったらノミやマダニの駆除薬はお休みされる方もいらっしゃると思います。

でも、越冬できるマダニもいるとのこと。

今までそんなに注目されてこなかった冬時期のノミダニ駆除薬ですが、今年からSFTSのことを考えると1年中駆除薬を投与することがおすすめです。

 

【SFTS(重症熱性血小板減少症候群)とは?】

マダニを介して人や動物に感染するウイルス感染症。

以前は西日本が多かったが、徐々に東日本でも報告が上がっている。

原因:SFTSウイルスを持っているマダニに吸血される

または、感染した動物や人に接触(体液、血液、排泄物など)することで成立すると言われているが、まだ不明な点も多い。

症状人(致死率10〜30%)

潜伏期間は6〜14日

発熱、消化器症状、頭痛、筋肉痛、神経症状など

血液検査では血小板減少や肝酵素上昇が認められる

犬(致命率40%以上)

元気食欲低下、発熱、消化器症状など

不顕性感染(症状はないけどウイルスは体から排泄している状態)である可能性が高く、2ヶ月以上ウイルスが尿中に検出された例もあった。

猫(致命率60%だが実際には80%とも言われている)

元気食欲低下、発熱、嘔吐、黄疸など

犬よりも致命率が高く、急速に悪化しやすいので早めの判断が必要

治療:人では抗ウイルス薬による治療が推奨される

ただし、犬猫では特異的な治療法がなく、対症療法。また、ご家族や同居動物への感染拡大を防ぐための隔離も必要。

※SFTS感染疑いで病院に来院される際は、他の患者様やスタッフへの感染予防のために、感染予防対策が必要ですので予めご了承ください

予防:マダニ駆除薬を使用、猫は室内飼いの徹底、犬のお散歩はマダニ流行地域へ行かない、

※駆除薬を使用していてもSFTSの予防をできるわけではありません。(犬猫にマダニ駆除薬を使用していても、マダニが寄生してから直ぐには効果が出ません。あくまでも薬を使うことで、少しでも早めに駆除しリスク軽減する、また、まわりのご家族に感染を広げないために出来ることとして現状出来ることとなりめす。

💫犬猫、特に猫で死亡率が高い上にご家族への感染、死亡例が出ていることから、マダニ駆除薬はしっかりしておくにゃん!!

何かありましたらお気軽にご相談ください。