2015.08.10
診察室にて
今日は診察中によく行われる保定についてお話しします。
保定???ていう感じですよね。
保定とは、私たち獣医がスムーズに診察、検査、処置できるようにわんちゃん猫ちゃんを動かないように押さえてもらう事をいいます。
主に看護士さん(うちみたいな小さな病院は獣医もよくやります笑)の仕事である病院がほとんどです。
シンバでは、出来るだけガチガチに保定する事をしないで済むように工夫してます。
もしくは一番安心なご家族に軽く押さえてもらったり、声かけしてもらったりお願いしてます。
それは、スタッフがガチガチに保定する事によって動物は強いストレスを感じ、病院に対する恐怖を植え付けてしまうからです。
人間のように自分の状況を理解し、協力するという事が出来ない動物にとっては、保定は恐怖そのものですよね。
私なんかは分かってはいても歯医者さんに”あ〜ん”とわれると恐怖を感じるくらいですから😭
目指すところは動物に好かれる病院です。
ただ、なかなか理想通りにはいかないのが世の常です。
たまには診察室から動物たちの悲痛な叫びが聞こえてくるかもしれません。
そんな時は安全に診察を進めるために、泣く泣く保定してる事をご理解ください😞
